エンジンオイル交換はアポなしでOK?作業にかかる時間について

今所有している車をより長く乗っていくために「愛車のエンジンオイル交換が必要」になった。そんな状況でお困りではないでしょうか?ひとことでエンジンオイルと言ってもメーカー純正品が良いのか、はたまたどこに依頼すればいいのかなど色々な疑問が思い浮かびますよね。

下記では「エンジンオイルの交換や作業にかかる時間」についてざっと解説をいたします。

エンジンオイル交換はアポなしでOK?作業にかかる時間について

以前に「エンジンオイル交換時のトラブル」についてご紹介をさせていただきました。念のために整理しておくとエンジンオイルは「エンジンをスムーズに動かすための潤滑油」です。

そして「どういったエンジンオイルを選べばいいのか」は各メーカーが車種ごとで推奨している基本的なルールもございます。ただし、推奨と言ってもあくまでも目安でしかありません。

実際にどういった環境(お住いの地域や走行距離等)で利用しているかは人それぞれで違うため気温やエンジン状態によって使うエンジンオイルを決めていかなければならないわけですね。

対応する外気温やエンジンオイル粘度は以前「エンジンオイルの選び方」でもまとめているのでまだお読みでなければぜひ併せてお目通しくださいませ。特に「粘度」はかなり重要です。

オイル交換が必要な時期を過ぎたら要注意

エンジンオイルの交換で何よりも大切なのは「交換時期を過ぎないこと」です。

エンジンオイルは潤滑剤としての役割ばかりに注目されがちですがエンジン内の洗浄や、サビを防ぐ機能も含まれているため適切なタイミングで交換しないと不具合の元になりかねません。

カンタンに言えば走行距離が増えれば増えるほどにエンジンオイルに汚れが蓄積されていくので少しずつ見た目の色が濃く変わっていき液体の状態もドロドロに近づいていくわけですね。

そのため交換時期を過ぎたままで気にせず走っているとエンジンが焼き付く原因にもなります。愛車に長く乗るためにも定期的なエンジンオイル交換を癖づけておきましょう。

オイル交換にかかる値段の目安ついて

下記がエンジンオイル交換費用の一般的な相場ですね。もちろん、ディーラーやカーショップや町工場と言ってもあらゆる業務形態が存在しているためざっくりの目安となります。

  価格 対応時間
ディーラー 5,000〜10,000円 30分程度
カーショップ 3,000〜8,000円 25分程度
町工場 2,500〜6,000円 15分程度

ちなみに「エンジンオイルは持ち込みでも対応」してもらえます。ただ、店舗によってはあえて持ち込みは断っているといったケースもあるので事前に電話やメールで確認したり予約をすると確実です。店舗側としてもエンジンオイル交換から別のご依頼内容に発展する可能性も考慮して「他社で買った商品の持ち込み大歓迎!」といった柔軟なスタンスのお店もあります。

エンジンオイル交換をきっかけに長期の付き合いが始まる場合もあったりとそういった意味ではたかがオイル交換されどオイル交換とも言えます。たとえば「ヘッドライトが点かなくなった」とか「ブレーキを踏むと大きな音が鳴る」といった別の話題に移ることもあるわけです。

ごく稀に持ち込みのエンジンオイル交換をキャンペーン価格で破格対応してもらえるショップもあったりとタイミングと運が良ければディーラーの半額以下で済むといったこともあります。

ディーラーでのオイル交換にかかる時間

ディーラーは主に車の販売やメンテナンスを中心の業務としているため、状況によっては自動車を購入するお客様の対応で接客時間がとられてしまっている可能性も考えられます。

とはいえ待ち時間はなるべく少ない方がいいですよね。そういった場合は事前にエンジンオイルを持ち込みすることで、下記に洗い出したような3つの恩恵を受けることができます。

1. エンジンオイルの油種を選ぶ時間を減らす
2. 自分自身で選んだエンジンオイルなので安心感がある
3. 次回以降の選ぶ基準を作りやすく悩むことがない

上記で触れた通りエンジンオイルの交換がきっかけだとしても「対応が素敵だった」という接客で感じた想いから「次回の乗り換えはこのディーラーにする」と考える人もいらっしゃいます。

たとえ繁忙時期でも事前に予約さえしておけば30分〜60分もあればエンジンオイル交換は完了するので車のカタログや飾っている車を見たりコーヒーを飲んでいる間にすぐ終わります。

アポなしでオイル交換を依頼することは可能?

よっぽど忙しいタイミングを除けば「アポなしのエンジンオイル交換も可能」です。

もちろん、お店によっては指定したエンジンオイルの在庫がたまたま売り切れていたりアポなしでの依頼を断られるケースもございます。そういった場合は先にエンジンオイルを購入しておき自らエンジンオイルを持ち込むことで「在庫がないという状況を回避」することもできます。

エンジンオイルにはたくさんの種類がありますが「JDA公式ショップ」でも従来の規格から最新のSP規格まで幅広く製品を取り揃えているのでぜひご検討いただければ幸いです。

なお「JDA公式ショップ」はメーカー直販のショップサイトとして最安値の提供としています。(今後はクーポンを配布したり色々とキャンペーンを行なう予定もあるのでお楽しみに!)

オイルエレメントの交換も含めた場合の時間

先に補足しておくとオイルエレメントは「オイルフィルター」と同じです。

もしエンジンオイル交換時に「エレメントも変えておきますか?」と言われたらエンジンオイルをろ過するフィルター部分のことを指しています。細かく言えば「ろ過紙」ですね。

スムーズに作業が進めばエンジンオイル交換で15分程、オイルエレメント(オイルフィルター)の交換も含めると+15分程で合計で約30分あれば終わると考えておきましょう。

ディーラーやカーショップや町工場のどこに依頼するかや店舗の混み具合でも変わってきますが後ろの予定が詰まっている状況で依頼すると万が一時間がずれたときにトラブルになりかねないため前後1時間以上は余裕があるタイミングで予約しておくのをおすすめいたします。

まとめ

本日は「アポなしのエンジンオイル交換」についてご紹介させていただきました。

以前にもお伝えした通り、我々としては「なるべく高品質なエンジンオイルを定期的に交換することを推奨」させていただいております。人によっては品質よりも価格のみを重視して短い期間でエンジンオイルを交換するような使い方をされているというお話を伺うこともあります。

仮に高級なエンジンオイルでも交換時期を過ぎたままずっと同じエンジンオイルを使っていると汚れが溜まったエンジンオイルでエンジン内部のパーツが痛みやすくなるのは当然です。低品質なエンジンオイルを短いサイクルで交換し続けるのもエンジンにとって良いとは言えません。

エンジンオイル交換も作業の依頼も前もって余裕があるタイミングで進めるようにしましょう。

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