エンジンオイルは交換しないと大問題の元！交換しなければどうなるのか？

いつもJDAオフィシャルショップにご入場頂き、誠にありがとうございます。本日はエンジンオイル交換の重要性についてお届けいたします。まず実際にオイルの変色から見比べてください。

エンジンオイルは交換しないと大問題の元！交換しなければどうなるのか？

左側がエンジンオイル交換後すぐの状態で、右側が5000キロ走った後のエンジンオイルです。

エンジンオイルはエンジンを動かせば動かすほど汚れが蓄積されていきます。少しずつオイルが茶色くなり交換せずそのまま走っていると最終的に泥（ドロ）のような液体になっていきます。

もしエンジンオイルを交換しないままにしていると汚れたエンジンオイルがエンジン内部まで行き渡りエンジンのパフォーマンスも少しずつ悪くなってしまいます。

カンタンに言えばエンジンオイルは「エンジンを動かすための潤滑油」なので適切なタイミングでオイル交換をしなければなりません。ひとことでエンジンオイルと言ってもその種類はかなりたくさんあるので環境に合った最適なエンジンオイルを選ぶようにしましょう。

下記ではエンジンオイルの役割と重要性について解説させていただきます。

エンジンオイルについて

エンジンオイルには大きく役割が５つあります。

１. 潤滑
２. 密封
３. 洗浄
４. 防錆
５. 冷却

上記はそれぞれがエンジンを正しく動かすために必要な要素です。補足させていただきますね。

潤滑（じゅんかつ）

単純に「エンジン」と言っても想像している以上の種類が揃っています。

50ccのバイクに積んでいるエンジンも6500ccのフェラーリなど、大きさも多岐に渡ります。エンジンのサイズによってもエンジン内部のパーツが動くスピードは異なりますがオイルが適切に入っていなければ内部で金属同士が必要以上に摩耗してしまい痛みやすくなります。

そこで磨耗を軽減するためにエンジンオイルが潤滑油として使われる仕組みです。

密閉（みっぺい）

一般的にガソリンエンジンの部品点数は１０万点と言われています。

代表的なパーツがシリンダーとピストンですね。そしてピストンにはピストンリングと呼ばれるパーツがありシリンダーとピストンが効率的に動作するよう隙間を密封しています。

内部構造的に言えば「なるべく効率よくエネルギーを使うため」にエンジンオイルがシリンダーとピストンの隙間を密閉してくれているわけです。密閉性の精度は製品によっても異なります。

洗浄（せんじょう）

エンジンオイルはエンジン内部の摩擦で発生した汚れやガソリンが燃えたカスをオイル内に取り込みます。そうすることで「エンジン内部に汚れが付着するのを防ぐ」という構造です。

エンジンオイルを交換して次回のエンジンオイル交換時期に内部に残っているエンジンオイルが濃い色に変色しているのはそういった背景があるからです。より多くのユーザーから綺麗で上質なエンジンオイルが求められる理由とも言えます。時間が経つほどオイルは汚れていきます。

防錆（ぼうさび）

エンジンは動作中は高温になり停止すると少しずつ冷えていきます。そういった温度差から水分が発生しやすいのも特徴です。エンジンオイルは内部の油膜となりサビを予防してくれます。

冷却（れいきゃく）

エンジンオイルは潤滑油だけでなくエンジン内部の熱を吸収する役割も持っています。エンジンオイルがエンジン内部を循環することで高温になったエンジンを冷やすという仕組みですね。

ずっとオイル交換をしなかった場合

たとえば車であれば「走行距離3000〜5000kmごと」でエンジンオイルの交換が推奨されています。また、仮に走行距離が少なくても「3ヶ月から半年ごと」の交換がおすすめです。ごく稀にエンジンをかけていなければエンジンオイルを交換しなくてもいいと考えられている方もいらっしゃいますがエンジンオイルは時間で劣化するので定期的なオイル交換は必須と言えます。

先述の通りエンジンオイルが少しずつ汚れたり、時間が経過して劣化していくとオイルの状態は徐々に悪くなっていきます。もしエンジンオイル本来の「潤滑油」としての役目をなさない状態になるとエンジンの磨耗が大きくなり内部から故障する原因にもなりかねません。

オイル交換をしないと音が変化する？

仮にエンジンオイルを交換しないまま使用していると「エンジンから異音が発生する可能性」も高くなります。エンジン音がうるさくなったり以前よりもエンジンの振動が増える等、エンジンオイルが劣化すると潤滑性能が落ちてエンジンがスムーズに動かなくなることもございます。

今まで聞いたことがない音がエンジンから鳴っていたり、エンジン始動や走行中の振動が大きくなってきた場合はエンジンオイルの劣化が原因となっているかもしれません。

1年交換してないユーザーも多数？オイル交換の実情

なかにはエンジンオイル交換時期が過ぎても「車が動くから問題ないだろう」とエンジンオイルを交換しないままでずっとそのままにしている方もいらっしゃいますが、エンジン側には相当な負担です。言い方を変えるとエンジンオイルはエンジンにとっての血液のような存在です。

オイルの状態がよくなければそれらがエンジン内部に浸透しトラブルが発生する元になります。

2年に1回程度しか交換しないという方も全体の数パーセント程度いらっしゃいますが中古車市場でも適切にオイル交換されている車両は買取価格が上がったりと定期的なメンテナンスは非常に重要です。オイルの見た目が綺麗だから大丈夫といったわけでもなく部分的に劣化したり時間の経過で痛む場合もあるためオイル交換をしないまま放置することは絶対に避けましょう。

オイルの色よりも指定の距離や期間での交換が推奨されています。

オイル交換時期を1万kmオーバーしたら

エンジンオイルの交換時期を逃して、かれこれ「１万キロ以上走行してしまった！」という方もいらっしゃるかもしれません。お住いの地域や使用環境や走り方でもオイルの状況は変わるため放置した状態になっている場合はできれば早めに交換するようにしましょう。

そして交換するならエンジンオイルにこだわって上質なタイプを選んでください。当社から販売しているエンジンオイルは「Made in Japan」でオイルとしても高品質で評価も高いです。

まとめ

本日はエンジンオイルの役目と交換の重要性をご紹介いたしました。

交換時期を無視してそのままのエンジンオイルで走り続けているとエンジン内部の汚れがさらに浸透しエンジンが痛む可能性も出てきます。先述の通りエンジンオイルには洗浄性能もあるためガソリンの燃えカスや汚れはオイル内に吸収していく点を覚えておきましょう。

エンジンオイル交換当初はまだ半透明だったオイルも時間の経過や汚れで変色してドロドロになってしまい気がつけば潤滑油としての役目を果たさなくなる可能性も十分にあります。

エンジンオイル交換はディーラーや町工場でも行なえるので品質も重視して選んでくださいね。JDA公式ショップでは送料無料（離島や一部地域を除く）でエンジンオイルを販売しています。

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今後ともJDAをよろしくお願いいたします。