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今回はエンジンオイルの規格についてお伝えしたいと思います。バイクオイルの規格はこちら
もくじ
エンジンオイルの選び方~エンジンオイルの規格について~
エンジンオイルの規格とは大きく下記の4種類があります。
・API規格
・ILSAC規格
・ACEA規格
・SAE規格
それぞれ確認していきましょう
API規格とは
アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)がエンジンオイルの品質を定めた規格です。エンジンオイルの品質を使用条件によって分類しています。ガソリンエンジン用オイルなら「SA」~「SP」までのグレードに分けられ「ディーゼルエンジン用オイル」なら「CA」~「CK-4」までのグレードに分類されています。
ILSAC規格とは
国際潤滑油標準化認定委員会(International Lubricant Standardization Approval Committee)が、API規格の「SH」以上のグレードを基に「省燃費性」を定めた規格です。
「GF」で表記され、該当商品はAPI規格とともに表記されています。
ACEA規格とは
欧州自動車工業会によって2012年、2016年、2020年と4年ごとに新規定が追加されている、長距離を高速走行する機会が多いヨーロッパ仕様のオイル規格です。高温、高負荷の走行耐久性に優れます。エンジンが高温になるため、部品クリアランスも国産車に比べ大きくとられています。油膜が厚くエンジン保護がされており、一般的にAPI規格より割高になります。
SAE規格とは
アメリカ自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers)機械関連の専門家を会員とするアメリカの非営利団体がオイルの硬さ(粘度)を定めた規格です。
例)10W-40・・・【10W】は、寒い時のオイルの硬さで【W】は、WINTER-冬のWで、寒い冬での粘度の度合いを表したものです。後の【40】は、オイルが高温時での粘度の度合を表しています。
車種によって選ぶオイル規格も変わってきます。メーカーが指定する油種がありますので、そちらを参考にしてみてください。ただし、最適なオイルを選ぶための判断基準はそれだけではありません。次回ではそちらについて説明したいと思います!
日本発の中古車輸出企業からスタート。30ヶ国以上で実績を積み高品質な自動車部品の自社開発も手がけます。エンジンオイル・ブレーキパッド・オイルフィルター・エアフィルター等、こだわりのMADE IN JAPANを世界中へ届けています。