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【見落とし厳禁】長く乗るなら必須!中古ドイツ車のエンジンオイル交換で気をつけたい大切な5つのポイント
ドイツ車はしっかりとした作りとスムーズな走りが魅力です。だからこそ中古で手に入れたときにはその性能を長く保つためにエンジンオイルの管理が特に大切になります。中古車は前の持ち主がどんな風にオイル交換をしてきたかわかりにくく不安になるかもしれません。
でも大丈夫。エンジンオイルはエンジンの中でパーツ同士がこすれ合わないように滑らかにし、熱を冷やして守る「エンジンの命の水」のようなもの。適切に交換すればあなたの愛車は長い間元気に走ってくれます。今回は初心者の方でもイメージしやすいようにドイツ車の中古車で気をつけたいエンジンオイル交換のポイントを丁寧にお伝えさせていただきます。
なぜエンジンオイル交換が重要なの?
エンジンの中は小さな部品が高速で動き回る過酷な環境です。エンジンオイルは部品同士が直接ぶつかって傷つかないように間に薄い膜をつくって滑らかに動かす役割があります。
想像してみてください。乾いた木の板をこすり合わせるとバキバキと音がしますが、そこにオイルを塗るとスルッと滑らかになる感じですね。エンジンオイルはその「潤滑油」です。
またオイルはエンジンの熱を吸収して冷やす役割もあります。熱がこもると部品は膨張し、変形や故障の原因になるためエンジンオイルはエンジンのクーラーのように働いています。
中古車の場合前のオーナーがどれくらいの頻度でオイル交換をしていたかがわかりません。
もし長期間オイル交換をしていなかったら、オイルは汚れや熱でどろどろに変質し、役割を果たせなくなっているかもしれません。古くなったオイルはねっとりとして粘度が変わり、部品の摩耗が進み、燃費の悪化や異音が出ることもあります。だからまず中古車を手に入れたらできるだけ早く新しいエンジンオイルに交換することが大切なのです。
ドイツ車に合ったエンジンオイルを選ぼう
ドイツ車のエンジンは精密に設計されており、特に高性能なモデルは繊細です。エンジンオイルもただの油ではなく「車種に合った性能」を持つものを選ぶ必要があります。
たとえばBMWは「BMW Longlife」、メルセデスは「MB規格」といったメーカー側指定のオイル規格もあり、対応したオイルを入れることが車の長寿命へつながります。
オイルには大きく分けて「鉱物油」「部分合成油」「全合成油(フルシンセティック)」がありますが、多くのドイツ車は高性能なフルシンセティックオイルを推奨しています。
これはエンジンの負担を軽くし、汚れにくく長持ちさせるためです。
安いオイルを使うと、エンジン内部の摩耗が進みやすく、トラブルの原因にもなりえます。たとえば、安いオイルは熱に弱く劣化が早いため、エンジン内部にカスやスラッジがたまりやすくなります。そうなるとエンジンの調子が悪くなるだけでなく、修理費用がかさんでしまうことも。だから最初から良質なオイルを使い続けることが長く安心して乗る秘訣です。
エンジンオイルの交換タイミングは?
中古車を購入して「いつオイル交換をしたか?」がわからなければ、車を受け取ったその日のうちにでも新しいエンジンオイルを交換するのが理想です。まるで新しい花瓶に新鮮な水を入れるように愛車のエンジンにもきれいなオイルを注いであげてください。
その後は、メーカーが指定する交換距離や期間を目安にしつつ、ドイツ車の場合は少し早めの頻度での交換をおすすめいたします。一般的に5,000〜10,000kmまたは半年〜1年ごとですがドイツ車の高性能なエンジンは特に頻度を上げることで調子を保ちやすくなります。
たとえばあなたが毎日街中をちょこちょこ走るなら、エンジンは何度も冷えて温まるため、オイルの劣化が早くなります。この点は短い距離を何度も同じ靴で歩くと靴が早く痛むのと似ています。そういう使い方では早めに交換することがエンジンを守るポイントです。
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JDAでエンジンオイルを買うと交換時の走行距離がメモできる専用ステッカーがつきます。このステッカーを使うことで次回のエンジンオイル交換時期を見逃さないので安心です。
オイルフィルターも一緒に交換しよう
エンジンオイルの中には、走行中に出るゴミやカスが混じっています。オイルフィルターはそのゴミをキャッチして、エンジン内部がきれいな状態を保てるようにしています。わかりやすく言えば水を飲むときに茶こしを使うようなもの。茶こしが目詰まりすると流れが悪くなるようにフィルターが詰まるとオイルの流れが滞りエンジンに負担がかかります。
中古車の場合は元々のフィルターがどんな状態か全くわからないので、オイル交換時には必ずフィルターも一緒に交換しましょう。これがエンジンの健康を守る上でとても重要です。
自分で交換する?それとも整備工場に頼む?
エンジンオイル交換は自分でもできます。実際にオイルパンから古いオイルを抜き、新しいオイルを注ぐ作業は慣れればそれほど難しくありません。ただし、ドイツ車は車種によって専用工具が必要だったり、正しいオイルの種類や容量を選ぶ知識が求められます。
失敗するとエンジントラブルにつながることもあるため、初心者の方はまず信頼できる整備工場やディーラーに任せることが安全です。
プロショップや町工場にお願いすると交換作業から古いオイルの処理まで確実にやってもらえます。自分でやってみたい場合は作業前に車の取扱説明書や専門の動画等でしっかり準備し、工具や部品を間違えないように注意してください。オイルの注ぎ口やドレンボルトの締め忘れ、量の過不足等、小さなミスがトラブルの原因になることもあるので作業は慎重に。
まとめ
中古のドイツ車に長く乗るにはエンジンオイルの管理が欠かせません。
まずは信頼できる整備工場で初回のオイル交換を済ませ、その後はメーカーの推奨より少し早めに次回の交換時期を計画しましょう。なるべく良質なオイルを使いオイルフィルターも一緒に交換することでエンジンの調子を保つことができます。愛車が元気に長く快調に走り続ける姿を思い浮かべながら今後も大切にエンジンオイル交換を続けてくださいね。
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日本発の中古車輸出企業からスタート。30ヶ国以上で実績を積み高品質な自動車部品の自社開発も手がけます。エンジンオイル・ブレーキパッド・オイルフィルター・エアフィルター等、こだわりのMADE IN JAPANを世界中へ届けています。