中古車は2026年春現在も購入する方が多く、特に新社会人になる方や転勤になった際など、20代の方に人気です。現新車で取り扱ってない自動車であったり、特に軽自動車は手ごろな価格で購入できたりと様々な理由で中古車を選ばれています。
一方で、以前のオーナーがどのように乗ってきたかわからず不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。せっかく購入した中古車がメンテナンスすぐに故障してしまうのはつらいですよね。
今回はそのなかでもメンテナンス頻度が一番多いエンジンオイル交換についてお話しようと思います。
もくじ
新車と中古車で入れるべきエンジンオイルは異なる可能性がある
エンジンオイルは基本的に粘度毎に種類を分けており、粘度によってエンジンオイルの特徴が変わってきます。この粘度特性をしっかり把握することが、省燃費性など自動車の性能の底上げにつながります。
新車の場合は、各車種に指定されている粘度のエンジンオイルを入れることが好ましいです。この指定粘度は取扱説明書に記載されています。

しかし、新車と中古車では仮に同じ指定粘度のエンジンオイルを入れたとしても、燃費や乗り心地が変わってくる場合があります。その理由は、エンジンの状態が新車時と比較して摩耗・経年劣化している可能性があるからです。
これはエンジンオイルの役割の一つである“密閉”が関係します。簡単に説明すると、エンジンが作り出したエネルギーをしっかりと閉じ込め、逃がさないようにする役割です。“密閉”の機能はエンジンオイルの粘度と関係しており、粘度が上がるにつれて隙間を埋める力が強くなり、燃料から精製したエネルギー漏れや保護力を上げる反面、上げすぎると燃費が下がります。新車は摩耗していないため隙間が少なく、低粘度でも隙間を埋めますが、中古車によっては低粘度では隙間を埋めきれない可能性があります。
例えば、新車に低粘度帯である0W-20を入れた場合と高粘度帯である20W-50を入れた場合は0W-20の方が摩耗もない為燃費が良くなります。一方旧車に0W-20と20W-50を入れた場合では20W-50の方が摩耗を密閉し燃費も上がる場合が多いです。
よく、指定粘度のエンジンオイルを入れるべきという話を聞きますが、正確に言えば自動車の状態によって最適なエンジンオイルは異なるというわけです。
中古車の状態の確認の仕方
では、中古車を買った際にエンジンオイルの粘度はどのように判断すればいいかお伝えします。
走行距離で判断する
一番簡単に判断できるのが走行距離です。走行距離が延びるにつれ、エンジンも少しずつ経年劣化していくため、一つの基準になります。
具体的には、
- 新車~50,000km:指定粘度のエンジンオイル
- 50,000km~100,000km;指定粘度から一段階上げたエンジンオイル
- 100,000km~150,000km:指定粘度から二段階上げたエンジンオイル
のように、50,000km毎に一段階エンジンオイルを上げていくのがわかりやすいかと思います。ただし、以前のユーザーがどのように自動車を乗っていたかを考慮していないため、場合によっては最適ではない可能性があります。
整備記録で判断する
より正確に判断できるのが整備記録で判断する方法です。
自動車にはオーナーの整備状況を示した定期点検整備記録簿とよばれるものがあります。例えば車検の際に整備記録をつけ、履歴を残せるようになっています。中古車の場合、ご自身だけではなく以前のオーナーの整備記録も確認することができます。


整備記録にはメンテナンス頻度や修理歴など記されており、自動車の状態を推察することができます。まめにオイル交換されていた場合は“走行距離で判断する”で紹介した基準、そうでない場合は念のためエンジンオイルの粘度を一段階上げておくなどの判断がしやすくなります。
整備記録がない場合
中古車によっては紛失などにより整備記録がない場合もあります。
先程紹介した走行距離で判断し、乗り心地次第で粘度を変えるのも一例ですし、以前の整備状況がわからないため、最初から一段階上の粘度のエンジンオイルを入れるのも一つの手です。
まとめ
何気ないエンジンオイル交換でも、少し気を遣うだけで乗り心地・快適さが変わってきます。
様々なエンジンオイルを試してみることで、あなたにとって最善のエンジンオイルとであえるかもしれません。もしどのエンジンオイルを入れていいかわからないということでございましたら、最善のアドバイスをさせていただきます!こちらからお気軽にお問合せ下さい!
日本発の中古車輸出企業からスタート。30ヶ国以上で実績を積み高品質な自動車部品の自社開発も手がけます。エンジンオイル・ブレーキパッド・オイルフィルター・エアフィルター等、こだわりのMADE IN JAPANを世界中へ届けています。




